校正– category –
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【校正の現場から】「和の趣き」?「和の趣」? 名詞は送らないのが原則です
ゲラに、こんな一文がありました。 「紅葉に彩られた庭は、和の趣きにあふれています。」 引っかかったのは、「趣き」でした。「趣」に「き」を送るのは、送り仮名の決まりに合っているのかな? よく見かける書き方ですが、確かめてみました。 名詞には、... -
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【校正の現場から】「靴」のクレジットを消しました 文字は正しいままでした
ゲラで、「靴」のクレジットを1行、消しました。文字は、一字も間違っていません。ブランド名も価格も、すべて合っています。それでも、消さなければなりませんでした。今回は、これまでとまったく違う種類の気づきです。 初校では、足元まで写っていた モ... -
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【校正の現場から】「神業」?「神技」? 「わざ」のはじまりは、神さまだった
友だちとのLINEで、「神業!」という言葉が届きました。返信しようと「かみわざ」と入力すると、変換の候補に「神業」と「神技」が並びました。あれ、どっちだろう? 辞書を引いてみました。 辞書の見出しは「神業」 広辞苑の見出しは「かみわざ【神業】... -
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【校正の現場から】冬季と冬期|鉛筆で書いたのは「期」のほうだった
今日のゲラは、ウインタースポーツの選手のプロフィールでした。経歴には、オリンピックに出場したことが書かれています。大会名は「〇〇五輪」のような短い形でした。気になって正式名称を調べてみると、そこには「冬季」という言葉が入っていました。 赤... -
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【校正の現場から】「21%の差」?「21ポイントの差」? 率と率の差はポイントで
ゲラに「75%と54%の差は21%です」とありました。引き算は合っています。75から54を引けば、たしかに21。でも、この「21%」は単位が違います。赤字で「21ポイント」と直しました。 ポイントを整理すると 「%」は割合の単位です。率どうしを引き算した差は「... -
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【校正の現場から】「贅沢な設え」?「贅沢な設い」? どちらも正解でした
「贅沢な設えで」と書くか、「贅沢な設いで」と書くか。どちらも見かけたことがあって、手が止まりました。送り仮名が一文字違うだけですが、どちらが正しいのでしょうか。 ポイントを整理すると どちらも誤りではありません。広辞苑(第七版)は「設え」... -
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【校正の現場から】「トマト型」?「トマト形」? 読みは同じ「がた」、だから意味で選ぶ
ゲラに「トマト型の器」とありました。そこへベテランの校正者が、赤字で「形」と入れていました。「トマトがた」と読めば、どちらの字でも通じそうです。なぜ「形」なのか。辞書とハンドブックを開いてみました。 ポイントを整理すると 形=目に見えるか... -
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【校正の現場から】「ダウンジャケット」、ダウンは入っていますか? 名前が中身を表すとき
雑誌の商品紹介のゲラに「ダウンジャケット」とありました。ところが素材の欄には「バージンウール」。ダウンやフェザーが使われているようには読めません。ダウンの入っていないダウンジャケット——そんなことがあるのでしょうか。 ポイントを整理すると ... -
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【校正の現場から】「手かがり」、読めてしまいませんか? 読めてしまう誤字ほど怖い
再校のゲラを見ていたら、目次にも見出しにも「手かがり」とありました。正しくは「手がかり」です。この誤字は初校では見落とされ、再校まで残っていました。理由ははっきりしています。すんなり読めてしまうからです。 ポイントを整理すると 手がかり → ... -
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【校正の現場から】「だじゃれ混じり」?「だじゃれ交じり」? 決め手はとけ合うかどうか
原稿に「だじゃれ混じり」とありました。「だじゃれ交じりではないでしょうか」と鉛筆で書き添えました。「交じる」と「混じる」は、よく取り違えられる組み合わせです。辞書とハンドブックを開くと、見分け方ははっきりしていました。 ポイントを整理する...
